デモデモカンパニー社について
デモデモカンパニー社は、2006年7月7日:鹿野、平本、上山の3名で設立した小型農業機械製造・販売メーカー(研究・開発シーズのものづくりを得意としている)。現在の従業員数は役員を含め19名。オフィス内には、他社の各分野専門家も集まり、共同プロジェクトを進めている。
最近のヒット製品は、無人害獣駆除ロボット「モリニカエーレ」。田畑に侵入するイノシシやクマを検知すると、麻酔で眠らせ、近くの森まで荷台に乗せて連れ戻す機能を持っている。本体の太陽光パネルで自動充電がされるため、一度設置すれば、故障が無い限りメンテナンスフリーで25年稼働し続ける・・・などなど。
冒頭ご紹介した「デモデモカンパニー社」は、社名からお察しの通り「見える化」研修での利用を想定して用意した架空の会社です。マーケティングで、商品やサービスのターゲットユーザーを明確にするために「ペルソナ」を作りますよね?
研修を進める際も、何も登録されていない真っ白な状態のITツールや、研修に参加されている方同士で単にチャットのやり取りなどをしても、現場での状況がビビッと浮かびづらい様子でした。
そこで、よくありがちな組織構造・状況などを想定して仮想会社を用意してみました。
ありますよ、組織図。

ありますよ、フロアレイアウト図。

現場を「見える化」して考える大切さ
ツールは簡単に導入できても、ルールは簡単には完成しない。
自社とそっくり同じ・・・ということはないと思いますが、実際の状況が目に浮かぶ方が、いろいろ考えやすくなりませんか? 例えば、「社内でもチャットでやり取りしましょう!」というルールを考える時、
・リモートとのやり取りには便利だ
・離れた席でのちょっとした連絡は移動せずに済んで効率的だ
などは思い浮かびますが、
・連絡する相手が隣の席にいる時でもチャット?
・別室でPCから離れて作業している時は?
など、実際の現場を考えるといろいろな「迷い」が生まれるだろうことが想像し易いんですよね。
業務ルールも改善しながらブラッシュアップを図っていくものではありますが、予め想定可能なことはきちんと想定してルール化していかないと、曖昧なことだらけでルール展開された現場は大混乱。
この1~2年で、テレワークの導入など急激な業務環境の変化が生まれた職場も多かったはずですが、コミュニケーション不全で上手くいっていない、業務効率が落ちてしまったように感じる等々から「なぜなぜ」を掘り下げていくと、現場シミュレーションが不足したまま見切り発車したままであったという結論にたどり着くことが多くあります。
クラウドサービスなどのITツールは簡単に導入できるようになったのに、運用ルールは同じようにはいかない。この辺りがなかなか難しいところなのかもしれません。
サービス提供に向けて準備中
そのような状況に気付き、改善を進めていくためのシミュレーション環境として用意した「デモデモカンパニー社」。
クラウド環境(AWS)に自社サーバー設置から従業員の利用開始までの構築・準備フェーズの研修環境として利用いただくこともできますし、準備が完了してからの管理・運用業務の研修環境として利用いただくことも可能です。
興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽に問合せください。